【鹿部、森】手作りキャンドルの明かりをともす「シーニックdeナイト2018」(実行委主催)が3~4日、鹿部と森の両町でも開かれた。訪れた人たちがほのかに揺れるオレンジ色の光を見つめた。
恵方巻き食べ幸福願う ■鹿部
○…鹿部では初めてのイベントが3日に道の駅「間歇泉(かんけつせん)公園」で行われ、道の駅入口と公園内に計110個のキャンドルが並べられた。
この日は節分ということもあり、来場者に恵方巻を配布。風雪の中、勢いよく噴き上げる間歇泉を背に、訪れた100人が恵方の南南東を向いて恵方巻を頬張り、幸福を願った。町内の男性(67)は「国道沿いにも増やすなどして、これからも続けてほしい」と話していた。
夜の公園、幻想的に ■森
○…森のオニウシ公園では4日、町民の手作りキャンドルで幻想的に照らすシーニックdeナイトと連動したイベント「オニウシ雪ほたる」が開かれた。
任意団体「Mori TRYSECTION」(水山淳史代表理事)が企画し、今年で3回目。今年は町内の保育園児や幼稚園児が牛乳パックで製作したキャンドルスタンドや、押し花や廃油を活用したキャンドルなど約1000個が公園内を彩った。
水山代表理事は「年々来場者が増え、手応えを感じている。ボランティアや参加団体を増やしながら続けていきたい」とにっこり。
また、会場内では、森署(野手敏光署長)と同署少年補導員連絡協議会(金山憲一会長)が少年非行や振り込め詐欺防止の啓発グッズを家族連れに手渡した。(稲船優香)