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「その場にいる感覚を」 動物ドキュメンタリー「生きとし生けるもの」今津監督が来函

 北海道に生きる動物たちの姿をとらえたドキュメンタリー映画「生きとし生けるもの」の上映が、函館市民映画館シネマアイリスで行われている。上映初日の3日は今津秀邦監督(49)が来館、撮影時の様子を紹介した。
 道南では初めての上映で、日本映画撮影監督協会の第26回JSC賞受賞作品。今津監督は2003年度から旭山動物園のポスター写真の撮影に取り組み、映画も同園元園長の小菅正夫さんが監修した。
 映画の冒頭、美唄市の宮島沼から8万羽のマガンが一斉に飛び立つシーンについて、「1分近い映像の3カットでできている。その場にいる感覚にさせるためで、(この作品に)嘘がないと信じてくれる」と話した。
 作品にはさまざまな動物や虫が登場するが、冒頭とラストに俳優津川雅彦さんのナレーションが入る以外は自然の音と音楽のみで、字幕による説明もない。来場者から「説明がないので、すごく考えながら集中して見ることができた。素晴らしかった」と感想があると、今津監督は「そこに一番こだわった。ナレーションが入ると耳で聞いてから絵で確認するようになってしまう」と話し、映像の世界に集中させるための演出であるとした。
 また、撮影中の苦労話を聞かれ、「苦労よりもその時その時の(撮影できた)喜びが原動力になった。一番大変だったのはナレーションの録音時に津川さん相手に(監督として)指示を出さなくてはならなかったこと」と話し、会場を和ませた。
 上映は16日まで。問い合わせは同館(0138・31・6761)へ。(今井正一)










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