強い寒気が流れ込んだ影響で、渡島・桧山は2日も冷え込み、最低気温は今金氷点下17・9度、厚沢部町鶉同13・6度、函館同9・0度を記録した。
1月下旬からの低温と降雪の影響で、函館市西部地区の金森赤レンガ倉庫群にある運河では、凍結した雪氷が広がっている。蓮の葉に似ている形で、大きいもので1メートルあり、訪れた観光客は「流氷みたい」と写真撮影を楽しんでいる。
函館はこの日、午前11時50分ごろに気温が0度となり、1月24日から続いていた真冬日が止まった。
3日夕までに30センチ 5日にかけてさらに
同気象台によると、低気圧の影響で渡島・桧山地方は3日夕方から5日にかけて大雪となる見込み。2日午後6時から3日午後6時までの予想降雪量は30センチで、その後、5日にかけて雪の降りやすい状態が続き降雪量はさらに多くなる。
同気象台は交通障害に警戒を呼び掛け、湿った雪による電線着雪やなだれにも注意が必要としている。(山崎純一)