道南の小中学校の多くで17日、3学期の始業式が行われた。児童・生徒たちはクラスメートとの再会を喜び、冬休みの思い出を笑顔で振り返ったほか、残り少ない1年間のまとめとなる学期を楽しく過ごそうと気持ちを新たにした。
函館港小学校(三浦務校長、児童402人)では、久しぶりに校内に子どもたちの元気な声が響き渡った。1年3組の教室では小学校生活初の冬休みを終えた子どもたちが、家族とカラオケに行ったことや、おいしいご飯を食べたなどの楽しい思い出を発表し、粘土や段ボールなどを使った工作を見せ合っていた。
その後に行われた式では、児童を代表して6年1組の高橋和生君が「年末年始は楽しかった。卒業までの日々はしっかりと家庭学習をして中学校入学に備え、思い出もたくさん作りたい」と話した。三浦校長は「3学期は残りわずか。それぞれが目標に向かって頑張ってほしい」と児童をを励ました。(小杉貴洋)