冬の函館ベイエリアを彩る「函館海上冬花火2018」(実行委主催)が2月9~11日に開かれる。期間中は午後7時40分から20分間、函館湾豊川埠頭(ふとう)沖から2000発の花火を打ち上げ、冬の夜空を鮮やかに照らす。
「はこだてクリスマスファンタジー」終了後の函館観光を盛り上げようと、2014年に函館国際ホテルが初めて企画。15年からは市内の宿泊や観光施設などで実行委を組織して毎年開催している。
主な観覧場所は、函館朝市から函館国際ホテルまでの岸壁沿い、金森赤レンガ倉庫群、八幡坂、函館山山頂など。開催中は豊川埠頭付近にたこ焼きなどの移動販売車も出店する。
また、冬花火を題材にしたフォトコンテストも開催。入賞者(最優秀1点、優秀5点)には市内ホテルの宿泊券や食事券が贈られる。フォトコンテストの詳細や当日の花火打ち上げの可否は公式ホームページ(fuyuhanabi.com)で。
実行委は「冬の澄んだ夜空に上がる花火は格別の美しさがある。暖かい服装で来ていただきたい」と呼び掛けている。(金子真人)
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実行委は協賛企業を募集している。協賛金は20万円、5万円、1万円で、金額に応じてパンフレットに社名やロゴなどを掲載する。1万円未満や個人での協賛も受け付ける。問い合わせは函館国際ホテル内の事務局(0138・23・6100)へ。