大みそかの31日、函館市内の各神社では、ひと足早い“初詣”を済ませようと、午前中から参拝に訪れる人たちの姿が目についた。
亀田八幡宮(八幡町)では早朝から社務所内で破魔矢やおみくじ、お札などを販売。多くの参拝客が訪れ、それぞれの目的に応じた縁起物などを買い求めていた。同八幡宮では「大安だった30日に人出が集中し、31日は比較的混雑が少ない状況」と話していた。
栃木県から函館市内の実家に帰省中の会社経営・越石一彦さん(52)は、息子の漣(れん)くん(小2)と交通安全のお守りやお札などを購入。越石さんは「毎年函館で年を越しているが、例年より雪が多くて驚いた。明日は家族そろって初詣に訪れる予定」。漣君は「来年はテニスに挑戦したい。上手になれるようにお祈りしたい」と話していた。(小川俊之)