受験シーズン本番間近-。学習塾大手の北大学力増進会では12月31日、正月特訓講座が始まった。1月2日までの3日間、函館市美原1の会場では中学校、高校受験を控えた児童・生徒約60人が受講。志望校合格を目指し、さらなる学力向上に励んでいる。
冬期講習会とは別枠で、中学生は午前9時半から午後4時半まで、3日間計12コマの授業を展開。生徒たちの向上心に応えるため、講師陣の指導にも熱が入る。函館本部の佐々木優多本部長代理(36)は「『正月くらいは』と休まずに差をつける時期。記述問題や苦手分野など、時間のかかる部分を集中して指導する」と話す。
函館では6日の道教育大附属函館中学校入試を皮切りに2018年の受験シーズンがスタートし、3月6日の公立高校入試まで受験生の勝負が続く。(今井正一)