函館市梁川町27のチョコレート専門店「シュウェットカカオ」は、チョコレートクッキーの新商品「レクラ813」を発売した。函館の夜景をモチーフに、クッキーの上に金粉をまぶしたのが特徴で、贈り物や土産品として売り込む。
レクラはフランス語で「輝き」を意味し、8月13日の函館夜景の日にちなんで名付けた。函館牛乳の新鮮なミルクを使用したショコラサブレを、希少性が高いクリオロ種のカカオを使ったクーベルチュールチョコレートで包み、その上に金粉をちりばめた。原料の一つであるオホーツク産の塩が味のアクセントになっているという。
函館市や函館商工会議所などでつくる「はこだて雇用創造推進協議会」と共同開発した菓子で、3月には函館夜景クッキーとして試作品を公開していた。商品の包装には、扇形に広がる函館夜景のイメージを色鮮やかなデザインで表現している。
シェフショコラティエの館山雅紀さんは「専用のブースを作り、大切な人への贈り物として選ばれるような商品に育てたい」と話している。1個150円(税込み)。同店でのみ取り扱う。問い合わせは同店(0138・33・5766)へ。(山田大輔)