新鮮なイカの料理を特別価格で提供する「函館いか祭り」(実行委主催)が9月30日と10月1日、松風町のはこだてグリーンプラザで開かれる。不漁に見舞われる中、2日間でイカ約1万匹を確保し、地元名物の味を堪能してもらう。
漁業や商業、水産加工業者による市民有志らが2014年から始めたイベントで、今年で4回目。会場では「朝いか丼」(300円)や「ゲソ焼きそば」(同)、「じゃがバター塩辛」(200円)など約20種類のグルメを用意。原料の高値の影響で、昨年まで無料で振る舞ってた「いかゴロ煮」はやむを得ず、100円での販売とした。
両日とも午前10時~午後3時。実行委は「大勢の人が喜んでもらえるよう、道南各地からイカをかき集めるのでぜひ足を運んで」と来場を呼び掛けている。(山田大輔)