京都の食や工芸を一堂に集めた「おいでやす大京都まつり」が6日、棒二森屋で始まった。今年は京都を代表する52社がブースを構え、魅力ある商品がずらりと並んでいる。
大勢の客でにぎわう会場では、京都先斗町から芸妓の久鈴さんと舞妓の市照さんが京の踊りを披露。雅やかな踊りで大勢の来場者を魅了した。2人は質問にも答え、京都をPRした。
また会場内の「京洛茶屋」では、「松葉」のにしんそば(税込み1188円)や「下鴨茶寮」のとろ湯葉ごはん(同1296円)などが振る舞われ、来場者は名物グルメを楽しんでいた。
主催する京都府物産協会の安田容造会長は「京都を代表する店を集中的に回れるいい機会なので、ぜひ来場し、魅力に触れてほしい」と呼び掛けている。催事は12日まで。(野口賢清)