【森】町の夏の風物詩「夏のまつりinもり」(森観光協会主催)が7、8の両日、町大通りなどで開かれる。法被などに身を包んだ子どもたちのパレードや迫力の太鼓演奏など、各種イベントでまつりを盛り上げる。
7日は午後6時、約340人の子どもや保護者らが大通りを踊り歩く「子供ふるさとワッショイまつり」で開幕。同50分からJR森駅前ロータリーで、特製のみこしをチームで担いで速さを競う「みこしタイムレース」を行うほか、友好町の静岡県森町などから贈られた「祭り屋台」が大通りに登場する。駅前ではこのほか、スケートボードやダンスパフォーマンスが披露される。
8日のスタートは午後7時で、森独自の歌と踊りで大通りを進む「オニウシソイヤ」で幕開け。駅前では昨年好評だったサルの曲芸が同時刻に開かれる。同7時半からは道南で活動するヨサコイソーランチーム3チームが、それぞれ演舞を披露するほか、同8時に力強い太鼓ときらびやかなみこしで大通りを練り歩く「太鼓とみこしの共演」でフィナーレを飾る。駅前には食事の移動販売車や森町稲荷神社境内で出店が並ぶ。
初日のみこしタイムレースの参加者を募集中で、1チーム当たり担ぎ手4人、先導1人の計5人。優勝チームには商品券2万円の賞品が用意され、町内外から参加できる。同協会事務局は「まちの顔であるまつりに、町民皆さんに参加して盛り上がってほしい」と参加を呼び掛ける。
まつりに関する問い合わせやレースの申し込みは同協会(01374・7・1286)へ。(蝦名達也)