【江差】4日午前9時45分ごろ、江差町上野町の空き家から砲弾の形状に似た物体が2個見つかったと、この家の所有者の家族が江差署に届け出た。
同署によると、この物体は階段の下と1階の引き戸の中にあった。ともに長さ13センチで直径6センチ、筒状で先端がとがっていて、赤茶色。空き家は解体予定で、清掃作業中だった。
砲弾のようなものは同署が保管した後、江差に到着した陸上自衛隊第11旅団(札幌)に引き渡した。
同署は「砲弾のようなものを発見した場合は、爆発する恐れがあるので触ったり動かしたりせずに警察に通報を」と呼び掛けている。