海外の伝統芸能団体と函館の子どもたちが歌やダンスなどで交流する「第4回世界のこどもフェスティバル」(世界のこども、ワールズ・ミート・ジャパン主催)が、26日午後1時から函館市民会館小ホールで開かれる。公演に先立ち、海外の2団体が23日、市内の園児らと交流。楽しいダンスで楽しませた。
函館大谷短大のホールでは函館大谷幼稚園の年中、年長園児165人がスリランカの「ランランガ・ダンスアカデミー」とロシア・サハ共和国の「アナバラのダイアモンド」と交流した。両団体とも小、中学生くらいの子どもたちが中心。ランランガは優雅な舞やライオンのお面をかぶったたけだけしいダンスを披露。アナバラは、民族衣装に身を包んだメンバーが輪踊りや歌、動物の角を使った踊りなどを見せた。
園児たちはかわいらしい衣装や動きに夢中になって喜んだ。年長の末吉壮汰ちゃん(6)は「ライオンが剣を持ってポーズを決めたのが格好良かった」と笑顔を見せていた。
フェス当日は函館の姉妹都市ロシア・ユジノサハリンスクの「プレイダンス」も出演。地元から的場中学校吹奏楽部、ひのき屋、保育園や学童クラブの子どもたちが出演。後半は会場参加型のイベントとなる。開場は午後0時半。大人1000円、大学生以下500円、乳幼児無料。問い合わせはヒトココチ(0138・51・5727)へ。(今井正一)