★道南農試でベビーリーフすくすく(23日)外の雪景色とは対照的に道総研道南農試(北斗市)のビニールハウス内では、水菜やルッコラ、カラシナ、ホウレンソウなどのベビーリーフがすくすくと育っている。日が差すと室内温度は10度ほどあり、緑や紫、黄緑、茶色などの配色が鮮やかだ。
★急行バス新駅―湯の川温泉に停留所10カ所新設(23日)北海道観光バス(函館市上湯川町、野中康之社長)は2月1日から、新函館北斗駅と湯の川温泉を結ぶ急行路線バスの停留所を10カ所新設する。「新都市病院前」や商業施設が集まる美原地区の「亀田支所前」などを追加。買い物や通院などの際に活用してもらう狙いで、観光客に加えて市民の需要を取り込み、伸び悩む利用客の増加を図る。
★仏ワイナリー函館進出へ(24日)フランス・ブルゴーニュ地方の老舗ワイナリーが、函館市内にブドウ畑と醸造所の開設を計画していることが23日までに分かった。市は「フランスの有名ワイナリーの進出は国内でも例がない話。市が進めている『食の産業化』の大きな追い風となる」と期待を寄せている。
★市スポーツ賞、功労者部門三澤さん、成績部門井倉君(24日)函館市教委は23日、スポーツやレクリエーションの普及・発展に尽力した功労者や、全国大会で好成績を収めた市内の個人・団体をたたえる本年度「函館市スポーツ賞」の受賞者を発表した。功労者部門に函館スキー連盟前副会長の三澤洋大さん(81)、成績部門に陸上走り幅跳びの井倉大翔(だいと)君(12)=函館北美原小学校6年=を選出した。
★シエスタ4月22日開業(25日)SPC函館本町開発(若松町19、布村隆二社長)は24日、本町14に建設中の再開発ビル「シエスタ ハコダテ」を4月22日にオープンすると発表した。1~3階は道内最大規模となる「無印良品」、地下1階は生鮮品やベーカリーなどバラエティ豊かな食品が並ぶ「フードマーケットホール」となる。
★タイガーエア、来月6日から台北チャーター便を毎日運航(26日)台湾の格安航空会社(LCC)タイガーエア台湾は2月6日から3月2日まで、函館―台北線のチャーター便を毎日1往復運航する。期間中、同路線は同社とエバー航空の定期便と合わせて週18往復が運航することになり、台湾からの入り込み客増加が期待される。
★コンブ生産量半減、函館市16年度(26日)函館市の2016年度のコンブ生産量が大幅減産する見通しとなった。前年度実績を49%下回る2471トン(4~10月、速報値)となり、05年度以降で最低。天然が壊滅的な水準に落ち込んでおり、昨年1月の爆弾低気圧の襲来でコンブが流出したことや、同8月に北海道へ3つの台風が相次いで上陸した影響で採取できない日が続き、途中で漁を断念したことが要因とみられる。
★アカナマダ?、謎の深海魚見つかる(26日)函館市の住吉漁港で25日、深海魚の一種「アカナマダ」とみられる魚が泳いでいるのが発見された。研究者は「道南で見つかるのは珍しい」としている。
★道南いさりび鉄道が鉄旅オブザイヤーグランプリ(27日)国内の魅力ある鉄道旅行商品を表彰する本年度の「鉄旅オブザイヤー」グランプリに、道南いさりび鉄道(函館、小上一郎社長)を利用した日本旅行(東京)のツアー「観光列車『ながまれ海峡号』に乗ろう」が選ばれた。受賞により同車両の知名度が国内外に知れ渡ることで、関係者からは喜びの声が上がり、今後の集客に大きな期待が広がっている。
★厦門航空、福州―函館チャーター便を週2往復運航(27日)中国の航空会社「厦門(アモイ)航空」は2月3日まで、中国南部福建省の州都、福州(フクシュ)と函館を結ぶチャーター便を週2往復運航する。同社の航空機が道内に乗り入れるのは初めて。
★冬の味覚ゴッコ並ぶ(28日)道南の冬の味覚「ゴッコ(ホテイウオ)」が、函館市内の鮮魚店やスーパーの店頭に並んでいる。主産地の恵山や戸井地区では漁模様が振るわず、価格は例年より2、3割高いという。それでも、旬の味を楽しもうと買い求める人が後を絶たない。
★中華圏の旅行客どっと、春節休暇スタート(28日)中華圏の旧正月「春節」に伴う大型連休が27日に始まり、函館空港国際線ターミナルビルは中国や台湾からの旅行客で混雑した。同空港の土産店や市内の観光施設は好機を逃すまいと、人気商品の品ぞろえを強化し、特需の取り込みを狙う。
★道南スルメイカ歴史的不漁で生産、加工業者ら協議会設立へ(29日)道南スルメイカの歴史的な不漁に伴う原料高騰を受け、自民党道8区支部(支部長・前田一男衆院議員)は28日、ホテル函館ロイヤルで地元の水産加工業者や水産庁、漁連関係者らと意見交換会を開いた。イカのさらなる輸入枠拡大を図るとともに、適正な輸入量を見極めるため、新年度以降、全国の生産者と加工業者などで構成する協議会を立ち上げることなどを決めた。