★木古内みそぎ祭り最終日(16日)佐女川神社の寒中みそぎ祭りは最終日の15日、みそぎ浜で海中沐浴(もくよく)が行われた。水ごりの鍛練で身を清めた行修者4人がご神体を抱きながら津軽海峡の海に飛び込み、1年の豊漁と豊作を祈った。
★函館市人口、2016年は減少数3114人(16日)函館市の住民基本台帳に基づく2016年12月末現在の人口は26万5503人で、15年12月末の26万8617人と比較し、3114人の減少となった。過去10年で3番目に多い減少数となり、15年の2862人よりも減少幅が拡大した。
★函館豆記者が沖縄取材報告会(17日)小学生が取材や新聞製作を通じて自立心を養う「函館豆記者交歓会」(若山直会長)は16日、函館市総合保健センターで沖縄取材班帰函報告会を開いた。豆記者の小学5年生は「悲しみしか生まない戦争はしてはいけないと改めて実感した。平和の大切さを多くの人に伝えたい」と力強く誓った。
★高齢者交通助成制度、来年4月めどに「イカすニモカ」に移行(17日)函館市は、今春から市電や函館バスに導入するICカード乗車券「ICAS nimoca(イカすニモカ)」に高齢者らの交通料金助成事業のシステムを組み込む。現行制度と同等のサービスとなるよう6000円の上限額を設定し、利用運賃の半額をカードにポイントとして還元する仕組み。
★七飯スノーパークにMTBコース造成へ(18日)七飯町東大沼スキー場「函館七飯スノーパーク」は夏季用の施設としてスキー場の斜面にマウンテンバイク(MTB)のコースを造成する。雪解け後に着工し、早ければ6月下旬にも供用開始したい考え。
★函工高4人が難問の情報処理技術者試験に合格(18日)函館工業高校(小島和明校長)情報技術科の4人は、昨年10月に行われた情報処理技術者の知識と技術力を認定する国家資格「基本情報技術者試験」に合格した。高校生には難易度が高く狭き門だが、授業のほか放課後の講習や自学自習するなどして努力を実らせた。
★差し止め訴訟で「大間は特殊な立地条件」テロの危険性指摘(19日)函館市が国と電源開発(東京)に大間原発(青森県大間町)の建設差し止めなどを求めた訴訟の第11回口頭弁論が18日、東京地裁(林俊之裁判長)で開かれた。函館市側は、テロや他国からの武力攻撃による災害の危険性について「津軽海峡は外国船が通過できる特定海域に面しており、大間だけの特殊な立地条件」などと指摘し、原発を稼働しないよう求めた。
★特認校が銭亀沢中に(19日)函館市教委は18日、亀尾中と戸倉中の来年度の統合に伴い、通学区域外から通える市内唯一の「特認校」を、亀尾中から銭亀沢中(豊原町)に変更すると発表した。
★私立7高校で推薦入試(20日)函館市内の私立高校で19日、2017年度の推薦入試が行われた。受験生は面接試験や作文などに挑み、一足早い春を目指した。
★函館に「伊達直人」再び、児童養護2施設に寄付(20日)函館市内の児童養護施設に昨年12月、「伊達直人」を名乗る男性が現金3000円を寄付していたことが分かった。匿名で子どもたちにプレゼントを贈る「タイガーマスク運動」の先駆けとなった男性が本名と素顔を明かしたことを機に、再び善意の輪が広がっている。
★道南イカ壊滅的不漁(21日)今季の道南スルメイカ漁(漁期は1月末まで)が終了し、函館市水産物地方卸売市場での生鮮取扱量(昨年6月1日~今年1月10日)が前年比35%減の1493トンとなり、過去10年で最低の水準となることが分かった。太平洋側の不漁が目立ち、2年続けて最低を更新した。
★私立高7校で推薦入試合格発表(21日)函館市内の私立高校7校で20日、2017年度の推薦入試の合格発表が行われた。このうち函大付属柏稜高校(宮岡秀昌校長)では正面玄関前に合格者の受験番号が張り出され、保護者らが番号を見つけて写真に収めるなど喜びを味わっていた。
★函館市の嘱託職員試験、倍率5・75倍(22日)函館市は、1月6~13日に募集していた2017年度市嘱託職員採用試験の申し込み状況を公表した。56人の採用に対して応募は322人で、倍率は5・75倍となった。1次試験は29日に函館亀田中学校で実施する。
★函館人の平均寿命は全国下位(22日)函館市の平均寿命(0歳児の平均余命)が男性77・5歳、女性85・3歳とともに全国下位であることが分かった。2010年の国勢調査に基づき国が公表している市区町村別の平均寿命で、全国1750市区町村中、男性が1694位、女性が1652位と下位に低迷。市は健康づくり計画「健康はこだて21」(第2次)=13~22年度=をもとに低い現状の改善を目指す。