函館の冬を彩る「北海道新幹線開業記念2016はこだてクリスマスファンタジー」(実行委主催)が1日、函館市末広町の金森赤レンガ倉庫群前で開幕した。小雨が降る中、海上で輝く高さ20メートルのクリスマスツリーが、詰め掛けた大勢の人たちの笑顔を照らした。25日まで。
点灯式では、河内孝善実行委員長、工藤寿樹函館市長、久保俊幸函館商工会議所会頭、在日カナダ大使館のマルシアル・パジェ首席公使がスイッチを押すと、ツリーに施した14万8000個の電飾が一斉にともり、花火が打ち上がった。
東京都から訪れた佐藤彰吾さん(31)と妻の美夕さん(28)は「函館は何度も来ているがクリファンは初めて。思い出に残ります」とにっこり。
点灯時間は午後4時半~同5時45分と同6時~午前0時(金・土曜、22~25日は午前2時まで)。昨年初めて行い好評だった「プレミアムレッドツリー」は午後6時半、7時半、8時半の3回、毎日15分間赤色に点灯する。(稲船優香)