函館白百合学園中学高校(福島秀人校長、生徒405人)で28日、生徒玄関前にあるクリスマスツリーの点灯式が行われた。5色のLED電球約5400個が華やかに光輝き、クリスマスムードを盛り上げた。
ツリーは高さ15メートルのヒマラヤスギ。点灯式開始と同時に雪が降り始め、幻想的な雰囲気に包まれる中、カウントダウンで一斉にライトアップした。集まった在校生や幼稚園の園児らが歓声を上げ、吹奏楽団の演奏で「もろびとこぞりて」を合唱。母の会が振る舞ったスープとクッキーで冷えた体を温めた。
生徒会長の酒井栞菜(かんな)さん(高2)は「きれいで感動した。産業道路からも見えるので、卒業生の皆さんに見てもらい、白百合での生活を思い出してほしい」と話していた。
点灯は12月25日までの毎日、午後4時~同9時。(稲船優香)