函館市内3小中学校で新たにアスベストを含む断熱材が剥離していた問題で、函館市教委は15日、14日夜からアスベストを含む断熱材が確認されている市内20施設の煙突で行った再調査の結果を公表した。新たに戸倉中の調理場ボイラー用、戸井西小、日新中、恵山中、戸井総合学習センター、恵山総合体育館の暖房ボイラー用の各煙突で剥離が確認された。旭岡小、桔梗中など4校はアスベスト含有の可能性があるとしている。
14日に判明した中部小、東山小、潮見中と、2校から給食を運んでいる深堀小、西中は簡易給食を実施。中部小では、パン、牛乳、チョコクリーム、ぶどうゼリーを提供した。また、15日に新たに分かった学校と給食提供校では給食を中止し、午前授業の措置を取った。
15日の給食対応は次の通り。
【給食中止、午前授業】旭岡小、上湯川小、東小、亀尾小中、鱒川小中、桔梗中、赤川中、戸倉中、旭岡中
【簡易給食】中部小、東山小、深堀小、潮見中、西中