【七飯】どさんこミュゼ(宮本英樹社長)は10日から15日までの6日間、運営するパド・ミュゼ(大沼流山牧場、東大沼294)で道南地域の特産品販売や無料の馬車ツアーなどを行う「ミュゼ・マルシェ」を初開催する。地元商品を通じて生産者の暮らし方などにも触れ、一層道南の良さを知ってもらおうと、同社は多くの来場を呼び掛けている。
食べ物や暮らし方など、地域に根差した生活を送る自営業者らが一堂に集まり、道南の魅力を発信しようと初めて企画した。「暮らしを見つめるマルシェ」をテーマに、乳製品やパンなどを扱う計9店舗が出店する。
洋菓子店「BEURRE(ブール)函館本店」の「生ゴーフレット」や函館酪農公社の乳製品販売をはじめ、10日に牧場内にオープンする「パド・ミュゼショップ」でもオーガニックコーヒーや馬具用品などを購入できる。
販売以外でも、期間中は馬と一緒に牧場内を散策できる馬車ツアー(午前10時~午後3時半)、馬が丸太を運び出す馬搬見学(午前11時、午後1時半)を無料で実施。ひこま豚や地元の新鮮野菜を盛り合わせたバーベキューセット(2000円、予約不要)を場内で味わうこともできる。
同社企画広報担当の大江千紘さんは「ぜひ家族で楽しんでもらい、道南地域に根差したこだわりの暮らしから生まれたものに触れてほしい」と話している。
マルシェは午前10時~午後4時。問い合わせは同牧場(☎0138・67・3339)へ。(蝦名達也)