低気圧の接近に伴い、JR北海道は28日午前の特急など12本の列車運休を発表した。運休となる特急は、道南関係では、函館発札幌行きのスーパー北斗1号、北斗3号、札幌発函館行きがスーパー北斗2号、同4号など。
このほか、札幌―東室蘭間の特急すずらんや室蘭線の普通列車2本の運休が決まっている。同社は「今後の気象状況により、その他の列車も運休となることがある」として、運行状況の確認を呼び掛けている。
函館地方気象台によると、日本海中部にある前線を伴った低気圧が28日から29日にかけて本道を通過する見込みで、大気の状態が不安定となる北海道付近では大雨となりそう。27日午後6時から28日午後6時までの24時間雨量は、渡島、桧山で150ミリの予想。同時間帯内の1時間雨量では渡島北部、桧山北部・南部で50ミリ、渡島西部で40ミリ、渡島東部、桧山奥尻島で30ミリなど短時間に集中的に降る可能性があるとしている。