• 函館新聞デジタル
    ご購読申込はこちら
  • 動画ニュース
    豪華客船「シーボーン・オデッセイ」函館港に初入港
  • 2024年春
    人事・本社来訪
  • 4/19
    函新ウイークリーレビュー
  • 参加者募集
    写真の日プロジェクト
  • 求人情報
    総務経理スタッフ、記者

函教大学生が江差を診断、地域課題解決へ街歩き

 道教育大函館校は本年度、地域の課題解決に向けて、学生や教員が住民と協働で取り組む「ソーシャル・クリニック(SC、地域課題診療所)」を立ち上げた。本年度は函館、江差、知内の3市町で実践する。最初の活動が22日、江差町内で行われ、2、3年の学生ら約30人が街中を徒歩で巡るなどし、江差の街並みや伝統文化に触れた。
 SCは地域の再生に向けて①診断(調査・検証)②処方箋(せん)(手法)の提供③治療(実践)-の3段階を地域と協働しながら進めていく。SCの活動を通して将来、まちづくりや地域振興を志す学生の人材育成にもつなげる狙いがある。単位が与えられる通常カリキュラムとは異なる活動で、政治学や統計学などさまざまな教職員が指導に携わる。
 今回、SCを“受診”する江差町は本年度、観光スポットのかもめ島や江差港マリーナの振興策「北の江の島構想」事業を計画していて、SCを通して具体案を練る考えだ。
 一行は町職員らの案内に従い、歴史的な建物が並ぶ「いにしえ街道」などを散策し、江差追分の実演を観賞。途中、照井誉之介町長も加わり、学生たちに「若者の視点でいろいろな意見やアイデアを出してほしい」と呼び掛けた。
 2年生の田畑裕柾さん(20)は「自分が住む港町とは異なり、刺激になった。たくさんのニーズに応えるのは難しいが、いろいろな世代の人が楽しめることを提案していきたい」と意欲をみせた。
 6月中旬には道教育大と江差町が包括連携協定を結び、具体的な活動を進める。
 SCを運営する「地域協働推進センター」の副センター長を務める池ノ上真一准教授(観光学)は「大学自ら地域に入り、住民とともに地域課題を見つけ解決につなげていきたい」と話した。(鈴木 潤)










      最新記事











      きょうの人生指針/誕生月占い

      函館新聞デジタルとは
      函館新聞 デジタル お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      最新ニュース

      アクセスランキング

      1. 遺愛6連覇、函工4連覇 バドミントン高体連春季大会
      2. 函館港に初入港 豪華客船「シーボーン・オデッセイ」
      3. 不同意わいせつ容疑 八雲の70代男性逮捕
      4. 28日にスプリングコンサート 道南23団体出演
      5. 道南ものがたりジャーニーラン、8月に道内初開催
      6. 日吉町で住宅火災
      7. 函館でサクラ満開 過去3番目タイの速さ
      8. 五島軒、新業態のカフェ27日に営業開始 本店1階ロビー アフタヌーンティーなど
      9. 秋移転の高橋病院 地域での取り組み紹介
      10. ライトアップ初日を楽しむ 函館公園と五稜郭公園で花見電飾

      函館新聞宅配購読お申込み

      お試し(1週間)もございます。

      フリーマガジン「ハコラク」も毎月お届け

      はこしんフォトサービス
      フォトサービス

      掲載された写真を購入できます

      はこしんバックナンバー
      バックナンバー

      過去3ヵ月以内の函館新聞を購入

      はこしんポスト
      ポスト

      取材依頼・情報提供・お問い合わせ

      国内外の主要ニュース


      クローズアップ


      ニュースカレンダー

      紙面ビューア

      SNS公式アカウント

      4月25日のイベント情報

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      関連サイト