【北斗】新函館北斗駅では26、27の両日、入場券を購入しホームで新幹線を見学しようと大勢が訪れた。JR北海道によると、26日は約1万1000枚が売れたといい、27日も臨時販売所の前では長い列ができた。
両日に売り出された入場券は、紙が厚く、昔ながらの硬券の切符。新幹線開業を記念して企画されたもので、新函館北斗駅の入場券には、北海道新幹線車両「H5系」と、新函館北斗―函館間を結ぶアクセス列車「はこだてライナー」をデザインしている。
27日、入場券で改札を通り、家族と新幹線の写真を撮影した七飯町の鈴木祐一郎さん(35)は「子どもが新幹線を見たいというので来ましたが、旅行に行きたい気分になりました」と笑顔で話していた。
同様の入場券は木古内駅でも発売され、約4200枚が売れたという。硬券の入場券の販売は27日までで。28日以降は通常の切符に戻る。(山田大輔)