【七飯】2日間にわたり大沼が熱気で包まれる「第50回大沼函館雪と氷の祭典」(実行委主催)が6日、大沼公園広場で始まった。地元住民をはじめ道内外から大勢の観光客が訪れ、雪景色へと様変わりした大沼で、ウインターアクティビティーや雪像、グルメを楽しんだ。
ことしも会場には大沼湖の氷を切り出して作った、長さ約25メートル、高さおよそ5メートルのジャンボ滑り台が登場。子どもから大人まで歓声を上げ楽しんだほか、地元の小・中学生らが製作した雪像や、同委による北海道新幹線の氷像が祭りに華を添え、写真を撮る大勢の姿が見られた。
ジャンボ滑り台を楽しんでいた函館市北美原小学校2年の対馬大良(たいら)君(8)は「もう5回は滑った。滑り台はすごく高くてスピードもあって、とても楽しい」と笑顔だった。
7日は午前9時からスタート。午後1時半からはミニ雪像コンクールの表彰式が行われる。また、ジャンボ滑り台は祭典終了後も29日まで毎日楽しむことができる。問い合わせは七飯大沼国際観光コンベンション協会(☎0138・67・3020)へ。(野口賢清)