12月27日に東大阪市花園ラグビー場(大阪)で開幕する、第95回全国高校ラグビー大会(日本ラグビーフットボール協会など主催、来年1月11日まで)の組み合わせ抽選会が5日、大阪市内で開かれた。南北海道代表で初出場のラ・サールは、長崎県代表の長崎北陽台(2年連続15回目)と28日午後1時45分から対戦することが決まった。
ラ・サールは9月末に函館根崎ラグビー場で開かれた南大会決勝戦で、大会15連覇中だった札幌山の手を22―12で破り、初優勝。函館勢としては1999年の函大有斗以来、16年ぶりの花園出場を決めた。
今回は95回目の記念大会とあり例年の51校に加え、記念枠4校の計55校が参戦。ラ・サ―ルのほか初出場は4校で、今回は3回戦までの抽選が行われた。同校からは荒木竜平監督と沖野玄主将が出席し、対戦カードが決まった。
長崎北陽台は17歳以下の日本代表に選出される選手を擁し、バックス、フォワードが一体となった攻撃が魅力のチームで、強豪として全国に名をはせている。荒木監督は取材に対し「一つにまとまっているという印象。もともとBシード校に照準を絞って練習に取り組んできた。どんな強豪が相手でもその成果を発揮し、恥ずかしくない試合をしたい」と意気込みを語った。(小杉貴洋)