函館市の北海道新幹線開業100日前カウントダウンイベントが12、13の両日、金森ホール(末広町14)で開かれる。東北6県のお酒やグルメなどを集めた「東北の食と物産ひろば」をはじめ、青森など3県の郷土芸能を披露。はこだてクリスマスファンタジーとも連動し、13日の点灯式(午後5時45分~)には、北海道新幹線応援隊キャプテンの暁月めぐみさんが登場する。
市や函館商工会議所、函館国際観光コンベンション協会、JR北海道などでつくる実行委員会の主催。昨年10月のキックオフ以来のイベントも最終章で、函館との時間距離が近くなる東北にスポットを当てた。
金森ホールのイベントは両日ともに午後4時半から午後9時まで。東北各県の地酒やワイン、ビールなどのアルコール類、ソフトドリンクを集めた「SAKE BAR」、ご当地缶詰や郷土料理が味わえるブースを開設。スイーツも販売する。ステージでは津軽三味線(青森)、さんさ踊り(岩手)、すずめ踊り(宮城)が登場する。
また、両日はJR函館駅で、スーパー白鳥5号とスーパー北斗8号の到着時間に合わせて、各市町のキャラクターやミスはこだてによる出迎えも予定する。市企画部開業イベントプロジェクトチームは「いよいよ開業が100日前に迫ったことを実感していただけるイベントにしたい」としている。
また、両日ともにBAYはこだて1号館(豊川町11)で、青森県七戸町がプロモーション活動を展開し、100日前と相互に連携を図る。同町商工会青年部の「はやぶさPR隊」も来函。ローズせっけんの配布(数量限定)、リンゴジュース試飲などを予定。町商工観光課は「七戸町に初めて触れる方々への自己紹介。七戸の魅力を伝えていきたい」としている。
(今井正一)