【福島】大相撲九重部屋の福島町夏合宿が11日、横綱記念館(福島190)で始まった恒例の朝稽古も行われ、訪れた町民や観光客は、力士たちの激しいぶつかりげいこに見入っていた
合宿は同館が開館した1997年から続き、町出身の九重親方(元横綱千代の富士)が若手力士を育成する様子は、地域住民らに親しまれている
この日、九重親方は不在だったが、幕内以下の力士11人が秋場所に向けて力を付けようと、3時間にわたって熱のこもった稽古に励んだ
十両の千代鳳(22)は「環境の良い福島町でしっかりと体をつくりたい」と意気込んだ沖縄から旅行で訪れた渡部湊君(6)は「相撲が大好きとてもかっこよかった」と笑顔を見せた
九重親方の来町日は未定十両の千代丸と幕下の千代雷山は19日から参加朝稽古は24日までで、午前8時~同10時ごろ(16日は休み)入館料は大人500円、子ども250円(斎藤彩伽)