【七飯】大沼流山牧場(町東大沼294)を運営する「どさんこミュゼ」(宮本英樹社長)は23日、インドアアリーナ(室内馬場)建設など、来年3月の北海道新幹線開業をにらんだ開発計画を明らかにした室内馬場は今秋にも完成の予定で、ほかにも馬を活用したシアターや生ハムなどの加工場、宿泊施設なども検討している
同社はJR北海道と牧場運営会社「流山」が設立「環境」をテーマに、北海道和種馬(ドサンコ)を観光に活用するため現在28頭を飼育しており、「ドサンコを使った乗馬体験や、ホースセラピーを武器に世界へ打って出たい」(宮本社長)としている
約20ヘクタールの広大な敷地を活用し、室内馬場のキャンプ場跡地への建設に向けて、今年3月にはオランダを視察宮本社長は「オランダの様式を参考にしながら、アリーナ内で馬を見ながら、食事が楽しめるレストランも計画している」という
また、事務所となるログハウス内にカフェ・バーを設置旧流山温泉の建物前や施設を活用し、シアターや加工場建設なども計画している
この日は、周辺市町の自治体職員や観光関係者ら約20人を招き、現状や開発計画などを説明した7月上旬に完成したばかりの馬を管理、調教する「トレーニングセンター」や、旧パークゴルフ場に設けた馬の放牧エリアなどを公開現在施設内で実施している体験プログラムの中から、馬の調教、乗馬体験、セグウェイや馬車の試乗を行った(野口賢清)