【鹿部】春を迎えた鹿部町の旬の食材が楽しめるイベント「鹿部春のえびつぶ祭り」(町主催)が24日、鹿部公園で開かれた甘エビやツブを求めて朝から大勢の人でにぎわった
2013年に国道278号鹿部道路(バイパス)が開通したことを記念し、公園の景観や海産物を広くPRしようと始まり今年で3回目イベントの目玉でもある甘エビ(約400グラム)とツブ(約1キロ)の即売会には、販売開始の1時間以上前から行列ができたため、整理券を配布して対応すぐにツブが売り切れるほどの人気を集めていた
会場ではこのほか、鹿部町食生活改善推進協議会によるエビの唐揚げやツブを使ったおでんのほか、ホタテ餃子やホタテまんなどのご当地グルメも用意され、こちらも行列のできる人気ぶりだった
函館市から訪れた会社員の男性(60)は「エビとツブを求めて1時間以上並び、ようやく購入することができた家に帰ったら早速生のまま味わいたい」と話していた(野口賢清)