平昌冬季五輪は史上最多の13個のメダルを獲得し、多くの感動を与えた。
女子カーリングの「LS北見」が大きく注目された。選手たちの愛くるしい表情や北海道なまりが話題となり、結果も日本カーリング史上初の銅メダル獲得に日本中が沸き、北見市の知名度もうなぎ登り。さらにスピードスケートの高木姉妹を生んだ十勝管内幕別町も熱気に包まれた。十勝毎日新聞社は4回の号外を発行、スポーツでの号外は記者にとって夢の一つであり、うらやましい限りだ。
道内選手が目立つ中で、今大会に道南出身の出場者はおらず蚊帳の外だ。函館市はもっと冬季スポーツの選手育成に本腰を入れてはどうか。北見市のように選手、チームの活躍が最大のPRにもつながる。まずは通年で利用できる室内スケートリンクが必要ではないか。札幌開催の可能性がある2026年には道南選手を送り込めるような施策に期待したい。(小林省悟)