AIRDO(エア・ドゥ)は、1998年12月の就航時から使用されてきた初号機(ボーイング767-300ER型・機番JA98AD)が今月20日の運航をもって退役することになり、同機による「ありがとうツアー」を9日から実施した。
初号機は、同社が国内で35年ぶりの新規航空会社として新千歳-羽田線の運航を開始した当時から22年間「北海道の翼」として活躍してきた。ツアーは長年の利用へ感謝を込めて行い、初日のこの日は羽田-函館線1往復(59、60便)で実施。搭乗者に就航当時の航空券をモチーフにした「搭乗証明書」が配られたほか、客室乗務員は初代制服「サロペット」を着用し快適な空の旅を案内した。
20日は東京-新千歳線(19、20便)でラストフライトとなり、新千歳空港ではセレモニーを予定している。(山崎純一)