道南いさりび鉄道(函館、川越英雄社長)は23日、同社の観光列車「ながまれ号チョロQ」の販売を始めた。函館山をモチーフにしたラインなど車両デザインを再現しており、大人から子どもまで楽しめるおもちゃとなっている。
いさ鉄の利用促進策の一環で、動くおもちゃをグッズ商品にそろえてほしいというファンの声に応えた。同社が子ども向けグッズを販売するのは今回が初めて。
函館山のラインほか、いさり火や沿線の街明かりをイメージした黄色、オレンジ色の玉、夜空に浮かぶ星座「北斗七星」「オリオン座」を実際の車両に基づき配している。
タカラトミーアーツ(東京)が発売元、いさ鉄が販売元となり、4000個を製作。1個990円(税込み)。
同社は「子どもに手に取ってもらい、実際に列車に乗りに行ってみようと思ってもらえたらうれしい。通信販売での扱いや、イベントでの販売も検討したい」としている。
主な販売場所は、いさ鉄本社窓口(平日のみ)、いさ鉄五稜郭駅内売店、道の駅みそぎの郷きこない、ほっとマルシェおがーる、函館蔦屋書店、函館山ロープウェイ山頂売店、函館市青函連絡船記念館摩周丸売店、いるか文庫(JR函館駅2階)、書泉グランデ(東京)、北海道オプショナルツアーズ(札幌)、秋田内陸縦貫鉄道阿仁合駅売店(秋田県)。(山崎大和)