【七飯】コアップガラナで知られる清涼飲料製造の小原(町中島、小原光一社長)は、乳酸菌を配合した無糖の炭酸水を開発した。7月上旬から順次、道内のドラッグストアやスーパーマーケットなどで販売が始まる。
商品名は「乳酸菌入り強炭酸水」(500ミリリットル)。乳酸菌には腸の免疫細胞に働きかけて免疫力を高める効果が認められており、同商品には森永乳業(東京)が開発したヒト由来の「シールド乳酸菌M―1」が100億個配合されている。
ウイスキーを炭酸水で割るハイボールの人気や健康志向の高まりを受け、無糖炭酸水の市場が年々伸びており、同社はさらに「健康」の付加価値を加えた商品の開発を進めてきた。店舗での実勢価格は80円前後となる見通し。
小原伸也専務は「普段飲んでいる炭酸水と変えてもらうだけで、手軽に『菌活』ができる商品。免疫力のアップに役立ててもらいたい」と話している。(金子真人)